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【アーカイブ動画】VUCA時代におけるDX成功への道筋 ~成果を上げ続ける組織と開発体制とは~

概要

VUCA(*)時代におけるDX成功への道筋と題して、組織運営と開発体制をテーマにセミナーを開催。

アジャイルの働き方を体現するフレームワークとして定着してきたスクラムを通じて多くの企業のDXを推進してきたScrum Inc. Japan株式会社と、アジャイル開発を中心に多くの企業に共創事業を提供してきたKDDIアジャイル開発センター株式会社が組織や開発体制について話しました。
ここではその一部をダイジェストでご紹介しています。詳しくはぜひ動画をご覧ください。

  • *VUCA=Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの言葉の頭文字をとった造語。
  • 本動画は2024年2月28日、3月14日に実施したオンラインセミナーのアーカイブ配信版です。

目次

第1部 DXの成功に欠かせない「両利き」の経営とアジャイル組織運営
- Chapter1 DX成功に必要な「両利きの経営」
- Chapter2 両利き経営に欠かせない4つの要素
- Chapter3 経営実践事例
- Chapter4 両利き経営を推進する組織運営のフレームワーク

第2部 DX時代に求められるアジャイル開発と組織
- Chapter1 どのように予測の難しいVUCA時代に対応するのか
- Chapter2 DXを推進するサービス開発
- Chapter3 DXサービス開発に必要な組織

第3部 パネルディスカッション 


【第1部】DXの成功に欠かせない「両利き」の経営とアジャイル組織運営


Scrum Inc. Japan株式会社
Agile Transformation Unit Senior Consultant
内山 遼子

Chapter1:DX成功に必要な「両利きの経営」


DX推進の壁について各プロセスに分けて解説する内山氏


「成長事業としてスケールしていくためには両利きの経営という考え方が重要。」

はじめにDX関連のプロダクトサービスの企画開発において、いくつかの壁があること。その壁を打破するためには、大企業がこれまで培ってきたコア事業と、新たなDX領域という2つの異なる領域を両方とも効果的に運営する「両利きの経営」という考え方が重要であることについて話しました。

「両利きの経営」について、詳しくは動画をご覧ください。

Chapter2:両利き経営に欠かせない4つの要素


両利きの経営に欠かせない4つの要素


コア領域とDX領域を連携に必要な要素についてお話しました。

  • 戦略的豊富
  • 両利きの組織
  • イノベーションの原則
  • 探索事業のリーダーシップ

それぞれについては、動画内で詳しくお話しています。

Chapter3:経営実践事例

「スピーディーなタイミングで一気にスケールしてくのはなぜ難しいのか?」

実際に実践している大手企業の事例をもとに、なぜ難しいのかについて代表的なプロセスに分けてお話しました。

  • アイディエーション
  • インキュベーション
  • スケーリング

各大手企業の事例について、動画内で詳しくお話しています。

Chapter4:両利き経営を推進する組織運営のフレームワーク

「Scrum@Scaleがひとつ参考になるかと思います。」

両利き経営に欠かせない4つの要素としてご紹介したフレームワークについて解説するとともに、実際の導入にあたって同社がどのような支援ができのかについてお話しました。

  • 各種ワークショップ
  • Scrum@Scale研修

「スクラム@スケールのフレームワークについて理解を深めるための研修や、組織を両利きにするための変革の進め方についてのロードマップ作成研修もご用意しています。次年度の変革計画に悩んでいる方は、ぜひこの研修を活用してロードマップを作成していただければと思います。」


Scrum@Scale研修の紹介


フレームワークの解説と導入支援の内容について、動画内で詳しくお話しています。


【第2部】DX時代に求められるアジャイル開発と組織


KDDIアジャイル開発センター株式会社
VPoE 兼 開発戦略本部長
岡澤 克暢

Chapter1:どのように予測の難しいVUCA時代に対応するのか


VUCA時代は変化に対応することが重要と話す岡澤氏


「顧客が欲しい価値を届ける必要がある。」

DXの背景として各種技術の進化とその価値について解説しながら、求められる価値・サービスをどのように生み出すのかについて話しました。

「顧客がいま欲しいニーズや、時代の流れを先取りして提供するようなサービスは非常に重要です。これらのニーズは、顧客自身もまだ気づいていない場合もあります。」

DXの背景と、動画内で詳しくお話しています。

Chapter2:DXを推進するサービス開発


顧客に寄り添ったサービス創出フローの図解


KDDIアジャイル開発センターが推進している「顧客に寄り添ったサービスを生み出す流れ」についてお話しました。

「一般的にはアジャイル開発とウォーターフォールが比較されますが、どちらがいい悪いという話ではなくて、作り方の違いがあります。」

それぞれの違いや特徴について、動画内で詳しくお話しています。

Chapter3:DXサービス開発に必要な組織


DX時代の組織についての図解


具体的な自社の事例とあわせて、DXサービス開発に必要な組織体制やチームビルディングの手法についてお話しました。

「DXにおいて求められているのは、サービスビジネスの変革だけでなく、プロセスや企業文化、風土の変革も重要です。我々はこれらの変革を一緒に推進することができますので、皆様と一緒にビジネスを形にしていけたらと思っています。」

組織運営のポイントやチーム編成について、動画内で詳しくお話しています。


【第3部】パネルディスカッション


左から:KDDI Digital Divergence Holdings 石井氏、Scrum Inc.Japan内山氏、KDDIアジャイル開発センター 岡澤氏


これからVUCA時代という変化の激しい中で求められる組織像やマインドについて、これまで実践してきたことを交えてお話しました。

  • DX推進がなかなうまく進まない理由と課題
  • DXを推進し成功させるための組織作りのポイント
  • 組織内でDX推進の理解を得るためには?
  • まずは組織内でわかりやすい成功事例を作る事が重要
  • アジャイルやスクラムの考え方を開発以外でも取り入れる
  • マインドの変化と組織の変化

各テーマについて、動画内で詳しくお話しています。

【登壇者】パネリスト

Scrum Inc.Japan株式会社 Agile Transformation Unit Senior Consultant 内山 遼子
KDDIアジャイル開発センター株式会社 VPoE 兼 開発戦略本部長 岡澤 克暢

【登壇者】モデレーター

KDDI Digital Divergence Holdings株式会社
取締役CSO
石井 健太郎